どうも。日程調整オタクのKossyです。
ビジネス向け日程調整サービスを紹介するシリーズの第⑭弾は、「Spir(スピア)」です。
「Spir(スピア)」とは
Spir は 株式会社Spir が運営する日程提案型・日程投票型で調整が可能な日程調整サービスです。
2020年5月25日にβ版の登録開始の発表があり、記事執筆時点の9月時点でもβ版という位置づけとなっております。
対応しているカレンダーは Googleカレンダー。
Web会議サービスの Zoom、Google Meet のWeb会議URL自動発行に対応しています。
「Spir (スピア)」の使い方
Spirでは、2タイプの日程調整を行うことができます。
1.日程提案型の日程調整:
空いている日程をピックアップし、調整相手に提案に選んでもらう日程調整。
2.日程投票型の日程調整:
関係者に空いている日程をアンケート(投票)を行い、
都合良い日程をオーナーが選んで確定する日程調整。
Spir 使い方 日程提案型 での日程調整
連携したGoogleカレンダーの予定情報を必要な同席者分、重ねて表示できます。
そこから、都合の良い日程をピックアップすることで、調整用URLを作成します。
Spir 使い方 日程投票型 での日程調整
日程投票型での調整の流れは以下です。
Step1. 投票対象の日程を選択
Step2. 投票して欲しい人にURLをシェア
Step3. 投票結果を確認し、都合の良い日程で確定
「Spir (スピア)」の特徴
特徴1. 日程調整の候補日を自動抽出、その後の手動操作で簡単に微調整
・条件を指定して、参加予定者の全員が空いている時間を自動抽出することができます
プレスリリースより
・自動抽出後も他の予定を見ながら手動操作で都合の悪い候補を微調整できます
・日程調整の候補日を作成した後は、URLをシェアするだけ
特徴2. カレンダー上で予定を確認しつつ候補日を選択するだけで日程調整が完了
・候補日を選択するだけで日程が確定するので、面倒なやりとりの手間がかかりません
・Spirユーザーであれば、カレンダー上で自分や同僚の予定を見ながら日程を確定できます
・確定した日程は自動的に参加者のカレンダーに登録されます
プレスリリースより
特徴3. 日程調整相手にWeb会議用URLを自動的に発行・共有
・日程調整時に調整相手に合わせてGoogle MeetやZoomなどのWeb会議ツールを選択
・日程確定すると自動的に選択したWeb会議ツールのURLを共有することができます
プレスリリースより
「Spir (スピア)」の料金プラン
執筆時点(2020年9月)では、無料で利用できるようです。
「Spir (スピア)」類似の日程調整ツール
類似サービスとして思いついたのは3つです。
類似1. 「waaq Link」
waaq Link も Spir同様に、提案型、投票型の日程調整も可能でかつ、Spirが対応しているWeb会議ツールのZoom、Google Meetにも対応しています。
その他に、予約受付型の日程調整、Microsoftカレンダー、TeamsのWeb会議URLの発行にも対応しており、高機能なサービスです。
以下記事で、eeasy、waaqLink 等の人気の日程調整サービスにおけるWeb会議ツール対応状況をまとめています。
waaq Linkの詳細についても解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
類似2. 「調整アポ」
「調整アポ」はSpirがカバーしている日程提案型の日程調整ができる日程調整サービスです。
執筆時点では、Web会議URLの自動発行には対応していませんが、受付システムと連動している点がユニークなサービスです。
以下記事で、「調整アポ」の詳細について解説しているので、ぜひご覧ください。
類似3. 「Meetingbird(ミーティングバード)」
「Meetingbird」はSpirがカバーしている日程投票型の日程調整が可能な海外で人気の日程調整サービスです。
以下記事で、「Meetingbird」の詳細について解説しているので、ぜひご覧ください。
まとめ
日程調整ツール紹介シリーズの第⑭弾として、
Zoom、Google MeetのWeb会議に対応していて、
日程提案型・日程投票型の日程調整が無料でできる日程調整サービス「Spir(スピア)」を紹介しました。
それでは、次回投稿をお楽しみに。