今回は株式会社ランスタッド様にお客様の声としてご協力頂きました。
ランスタッドは世界最大の人材サービス企業であり、クライアントから選ばれるパートナーです。私たちは、あらゆる背景を持つ人々に公平な機会を提供し、急速に変化する仕事の世界でも常に求められる存在であり続けられるよう支援しています。私たちは労働市場を深く理解し、クライアント企業が成功するために必要な、高品質で柔軟なワークフォースの実現を支援します。世界中で46,000人の社員が、一人でも多くの人が仕事を通じて真の可能性を発揮できるよう支援することで、社会にポジティブなインパクトを与えています。
2009年に入社。コールセンター等のSV経験を経て、約8年間人材サービス営業に従事。その後、2020年よりDX部の立ち上げに携わり、社内および顧客へのDXプロジェクトをリードしている大木 伸悟様からwaaqを実際にご利用いただいた感想をお聞きしました。
事業内容:
弊社サービスのご利用用途:
利用プラン:
社員数:
Q.
2021年から導入していただいておりますが、導入に至った経緯はなんでしょうか?
A.
人材ビジネスを進める上で、これまでは派遣スタッフさんとの登録対応を対面で行うことが多かったのですが、コロナ禍の影響で対面が難しくなり、電話やWeb面談での対応に切り替えたんです。ただ、その結果、電話が繋がりにくくなったり、メールのやり取りの途中で応答が途切れてしまったり面談の調整がうまくいかなくなったことが多くなりました。そこで面談の日程調整をもっと簡単にできないかと考え、自動調整ツールの導入を検討し始めました。
Q.
コロナ禍で働き方と登録される方の行動が変わってきて調整ツールを検討にいれたのですか?
A.
そうですね。私もさまざまなベンダーさんとのやり取りが増える中で、打ち合わせの調整が複雑化してきたんです。それで、ちょうど自動で日程調整できるツールが流行り始めた時期だったこともあり、使ってみれば自分の業務の生産性も上がるかなと思って、社内外の両方でソリューションを検討し始めたのがきっかけでした。また、他のベンダーさんから日程調整リンク付きのメールが送られてきて、それを体験したときに『これはすごい!』と思い、こういうツールがあるんだと気づき探し始めたという経緯もあります。
Q.
弊社のサービスを選んだきっかけはなんでしょうか?
A.
日程調整を考える上で、普段使っているツールとの相性が重要でした。弊社ではGoogleカレンダーを利用しており、そのカレンダー情報と空き時間を活用して調整できることが必須でした。そのため、Googleカレンダーとの連携はツール選定の重要な基準でした。
空き時間だけを自動で拾ってくるツールは当時たくさんありましたけど、御社のツールは特定のキーワードを入れた枠だけを引っ張ってきたり、Googleカレンダーに連携していない部分でも柔軟に空き枠を作れるところがすごく魅力的でした。そういった柔軟な設定ができる点が、御社のワークフローと非常に相性が良いと感じて、とても気に入ったポイントでした。
Q.
当初からキーワードを入れて空き枠を作る使い方をしていたのですか?
A.
派遣スタッフの登録面談枠も含まれるようになっていて、そこではキーワードを使って、別のチャットボットツールからGoogleカレンダーのAPIを通じて予約が入る仕組みになっているんです。なので、その部分とうまく併用する必要がありました。登録面談とは別に、個別のキャリアカウンセリングや、自分がスポット派遣の対象かどうかを確認したいといった個別相談の予約も取らなければいけなかったので、枠の選び方については徐々に工夫しながら併用して使い始めた、という感じですね。
Q.
スポット派遣の要件説明で使っていただいているとのことですが、弊社のツールだと使いやすそうだなと思った部分はどこなんでしょうか?
A.
日程を選定する際に、枠がカレンダーのように表示されるので直感的に選びやすいという点にすごく独自性を感じました。他社のサービスで、上から順にリスト表示されるタイプもありましたが、それだと先々の予定が見づらく、選びにくいという声がエンドユーザーからありました。システムに詳しくない一般の消費者(toC)が日程調整ツールを開いたときに、直感的に『ここをこう選べばいいんだ』『ここに入力して送信すれば完了なんだ』と分かる点は、ターゲットにする顧客の満足度を考える上で一番腑に落ちたポイントで選定の一つになりましたね。
Q.
ご利用いただいて日雇用派遣に該当する就労可能なスタッフが15%増加した成果がでたとのことですが、概要を教えていただけますか?
A.
弊社では、日雇い派遣に関する条件があり、その条件に当てはまらないと就業できません。その条件に当てはまるのかどうかわからない人や該当しないと判断された方に対して、今までは一人一人個別に連絡し日程調整をしたうえで説明をしていたのですが、連絡が取れず対応が遅れてしまうことがしばしば発生していました。
しかし、ツールの導入後は、わからないと回答した時点で、自動でワークリンクの日程調整ページに案内し説明を希望する日時を選択してもらい、その日時に弊社から連絡を行うようにしました。これにより、連絡がスムーズに取れるようになり、その場で必要な説明を行うことで、多くの方が該当者として認識されるようになりました。
この仕組みを導入した結果、今まで取りこぼしていた該当者をフォローできるようになり、結果として日雇い派遣に該当する就労可能なスタッフの人数が15%以上増加しました。
Q.
以前より改善して貢献できてよかったです!
応募者からの応募から日程調整をして面談までのフローはどのようにされていますか?
A.
自動応答が基本的にすべて設定されていて、応募者には「日程については追ってご連絡します」といったメッセージが自動で送られていました。その後、電話やメールで連絡が取れなかった場合でも、担当者がその状況を把握し対応する、といった流れです。スタッフが数十名いる中で、空いている担当者が順次対応し、空いている日を見つけて担当者を決め、日程を調整していくというイメージですね。
Q.
担当者の割り当てのルールには「ランダム」「均等に割り当て」「比率で割り当て」などがありますが御社はどのように割り当てていましたか?
A.
以前は、各担当者の対応可能な時間帯が決まっていて、その時間に予約を入れた後、誰が対応するかを後から決めることが多かったんです。今では、ワークリンクのツールを使っているので、キャリアカウンセリングやスポット派遣も含めて、複数のコーディネーターの枠にキーワードを設定し、空いている人に自動的かつ均等に割り当てる仕組みで運用しています。
Q.
御社の中でサービスを導入する過程で問題など発生しましたか?
A.
弊社ではツールを導入することに抵抗感はあまりなく、自動でやってくれるなら『もうお任せします!』みたいな感じで、私たちも何も文句はない、という感じでしたね。
Q.
皆さんがうまくシステムを導入していこうという気持ちを持っていて素晴らしいですね。
これがあって良かったなというフォームの使い方はありますか?
A.
フォームは本当に使いやすく、私自身も気に入ってますし、他のメンバーからも『使いやすい』という声がよく上がっています。特に、いろんな項目を柔軟に設定できる点が大きいと思います。人材会社なので、事前に希望職種や面談方法、それに登録スタッフの社員コードなど確認したい情報がたくさんあるので、その辺をしっかりカスタマイズできるのは、使いやすさの一つとしてみんな評価しているんだと思います。
Q.
waaqを3年以上お使いいただいていて満足度を5点満点だとすると何点になりますか。また、良かった部分はなんでしょうか
A.
周りの声を反映すると4.5ぐらいですね。
他社さんのもいくつか見たのですが、御社のは特に柔軟に設定できて使いやすいですね。例えば、時間も分刻みで細かく設定できたり、キーワードの設定もかなり柔軟にできるところが良いです。
googleカレンダーで終日の予定が入っている場合にそれを除外をしたいという希望があるので、そういったところ設定もできるところとか。カレンダーとの連携や、連携後のワークリンク内での柔軟な設定は本当に高く評価されていますし、御社の強みだと思います。
調整ページに関しても、特にフォーム機能が便利だと皆さん言ってます。非常に柔軟に設計できるので、そこは他社でも似たものが増えてきたとはいえ、御社のツールが特に優れている点かなと感じます。また、HubSpotやSlack、WebhookなどAPI連携や外部通知も充実しているのも使いやすいポイントだと思います。
あと、機能的なアップデートが定期的にあるのもすごく良いですね。細かい改善やパフォーマンスの向上があると、ユーザーとして『引き続き使いたい』という気持ちになりますし、日々改善に取り組んでくれているんだなと感じます。
Q.
本日はインタビューいただきありがとうございました!