ZoomRoomsとは？Zoomミーティングとの違い解説します

2023年2月1日

２つの機能の違いを比較！

ZoomミーティングとZoom Roomsの違いってなんだろう？Zoom Roomsは主にどのようなシーンで活用するの？Zoomを利用する際に色々なサービスがあって混乱してしまっている方も多いと思います。

ご自身の用途やご利用シーンに合わせて選ぶ必要があるので今回はZoomミーティングとZoom Roomsを比較しながらご紹介していきます。

Zoom ミーティングとは

Zoom ミーティングとは、 PC やタブレット、スマホを利用して、オンラインミーティングやウェビナー（Webセミナー）などを行えるサービスです。一般に Web 会議ツールとして認識され、多くの人が使っているのは、この Zoom ミーティングの方です。

Zoom ミーティングは、場所を選ばずさまざまなデバイスから Webミーティングに参加することができます。Webミーティングなどでは、途中で画面が乱れてしまったり、固まったりしないことや操作がシンプルなことが重要ですが、Zoom ミーティングはなめらかな映像とクリアな音声、誰でも簡単に扱える操作性と安定した通信性を実現しています。

また、資料を共有できたり画面共有、録画機能をはじめとする、オンラインミーティングに便利な機能が備わっているので、オンライン上でもストレスを感じることなくコミュニケーションを取れるのが魅力です。さらに、ホワイトボードやチャット、バーチャル背景などのちょっとしたサポート機能も充実しています。セットアップも簡単な点なのでwebミーティングを行う企業ではZoomミーティングを利用する企業が多いでしょう。

Zoom Rooms とは

Zoom Rooms とは、テレビ会議システムのように会議室などに常設される Zoom アカウントのことです。すでに会議室のような部屋に据え置かれたタブレット型の端末を使用し、システムを操作します。会議の参加者は Zoom Rooms が設置されている部屋に集まり、他のルームや PC 、スマホなどを利用した参加者とリモートでミーティングを行います。

Zoom Meetings が場所を問わず個人同士を結びつけるのに対し、 Zoom Rooms は特定の場所（部屋）を起点にして人々を結びつけるということです。

また、部屋に常設されるシステムであるため、ミーティングに使用しないときは、デジタルサイネージや受付にも利用可能です。さらに、会議室使用管理機能も搭載しており、利用予約などが簡単にできるのもメリットです。

※デジタルサイネージとは…屋外・店頭・公共空間・交通機関など、あらゆる場所で、ディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するメディアを総称して「デジタルサイネージ」と呼びます。

ZoomミーティングとZoom Roomsの比較表

	Zoomミーティング	Zoom Rooms
利用シーン	Web会議個人のPC、タブレット、スマートフォンから会議に参加	TV会議会議室に集まって常設端末から会議に参加。 1か所から複数人で参加する際におすすめ。
価格	約26,900円/年/ユーザ (※Businessプラン) プランによって価格は変動	約65,000円/年/会議室
ライセンス所有者	個人	会議室、常設端末
必要デバイス	PC、タブレット、またはスマートフォン	ディスプレイPCコントローラー用タブレットマイクスピーカーカメラなど

※金額は2023年2月のレート換算です

有料のZoomミーティングと無料のZoomミーティングの違いはこちらで解説していますのでぜひご覧ください。

Zoom Roomsを選んだ方がよいケース、メリット

上記の表でZoomミーティングは多くの人が利用している基本の機能ということがおわかりいただけたと思います。

ではあまり聞き慣れないZoomRoomsのメリットを具体的にご紹介しましょう。

Zoom Roomsは常設端末のためZoomミーティングの会議に比べて毎回PCをセットアップする手間が省ける！

Zoomミーティングでは、以下の手順でミーティングを開始します。

PC、カメラ、マイク、スピーカーを準備してテストをし、Zoomにサインインしたあと、ミーティングIDを入力して、ミーティングを開始します。また、１人１人個人端末を占有します。

一方で、Zoom Roomsでは、上記デバイスが常設され、常時Zoomにサインインしていますので、すぐにミーティングを開始できます。個人のPCを占有されることないので、ミーティング中にご自身のPCをお使いいただけます。

有償、無償のアカウント保有者、アカウント未保有者問わず誰でも利用ができる

Zoom Roomsは会議室に紐づくアカウントのため、誰でも利用可能です。
Zoomミーティングの場合には、アカウントが個人に紐づくため、まずアカウントを持っていない人は、ミーティングを主催できません。

Zoom Roomsの開始と終了は、タッチパネル操作で誰でもかんたんにできる

Zoom Roomsは、タブレット（コントローラー）を使って操作します。簡単なインターフェースなのでPC初心者レベルの方でも、かんたんにミーティングを開始できるので操作が難しいので活用できないということもありません。

PCをTV会議専用の端末として使用するので常に安定して使用が可能

ビデオ会議の品質はCPUやメモリ、HDD容量などに関係してきます。個人のPCで行うよりも専用のPCの方が安定した利用が可能です。

いかがでしたか？なんとなく利用シーンなどがイメージできたかと思います。ZoomRoomsは会議室に常設されているため、セットアップの手間をかけずに Web 会議を行えるほか、個人のデバイスを占有しないため、会議を見ながら自身の PC などを使えます。さらに、会議室が手狭でも、他の場所とリモートでつなげば大人数の会議を開けます。そのため、会議室の部屋数の少なさやキャパシティの小ささといった制約が解消されますね。

そして、複数の人が 1 部屋に集まりオンライン会議を開くとき、画角が狭く全員が写らない場合や、遠くの参加者の声をマイクが拾えない場合など、さまざまな難点が生じることがあります。

Zoom Rooms なら専用のディスプレイやマイク、スピーカーなどを使用するため、こうした問題は起こりません。
1つの部屋に複数の人が集まるシチュエーションでは、Zoom Rooms が適していると考えられます。

ミーティングにかかるコストの削減や、効率的なオンライン会議の開催は、Zoom Meetings と Zoom Roomsを適切に組み合わせて使うことで実現できます。

ZoomRoomsでスムーズなミーティングをしよう！

この記事では Zoom ミーティングと Zoom Rooms の機能やそれぞれの活用シーンについて解説しました。
Zoom ミーティングは個人がライセンスを保有し、場所を選ばず複数の人がリモートでつながる「Web 会議システム」です。
一方、Zoom Rooms は、会議室などに常設された端末にライセンスが紐づき、部屋を中心に人々がつながる「テレビ会議システム」です。

いままで普通のZoomミーティングを使っていたけど自社ではZoomRoomsのほうがいいかもしれないなあという方は是非ZoomRoomsを取り入れてみましょう(^^)/

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次回の更新もお楽しみに(^^)/(^^)/

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